2018-01-10 中段蹴りについて 股関節の内旋が重要である。またほとんどの蹴りの時には股関節が屈曲位になるので、そこから膝を伸展しようとするとハムストリングスが伸張されて制限因子になる。 蹴りの時に蹴り脚をフッと持ち上げるには、腸腰筋の股関節屈曲作用で持ち上げたい。 しかし腸腰筋は腰椎前弯・骨盤前傾にも作用するので、それには腰椎後弯・骨盤後傾に作用する筋で固定し、腸腰筋の股関節屈曲以外の作用を打ち消す必要がある。 骨盤後傾のカップリングフォースと言えば腹直筋・外腹斜筋・大殿筋・ハムストリングスである。